ニセコにある美しい沼の一つ、神秘的な雰囲気が漂う神仙沼を紹介します。
子連れにもおすすめの観光スポットです。
神仙沼とは? 美しい景色に出会える湿原
北海道の共和町にある神仙沼。ニセコ山系の中でもっとも美しく、心洗われる神秘的な沼といわれています。湿原には木道が整備されており、ハイキングを楽しむことができます。
標高約750 mの高原に広がる湿原はとても美しく、木道を歩きながら、幻想的な神仙沼の湖面と周囲の原生林、高山植物が楽しめますよ。神仙沼だけでなく、計4つの池沼を巡るコースが整備されています。
神仙沼 基本情報
駐車場から神仙沼へのアクセス
駐車場から神仙沼までは片道、徒歩約20分~30分です。
徒歩20分で神仙沼へ 木道はバリアフリー
神仙沼はニセコパノラマライン沿いにある沼の一つで、海道岩内郡共和町に位置します。
JRニセコ駅から、車で30分ほどの場所です。
レストハウスもある駐車場から徒歩で20分ほど(子供とのんびり歩いても徒歩30分ほど)で、神仙沼までたどり着くことができます。
駐車場から沼までは木道が完備されていて、なんとバリアフリーです。
ベビーカーを押して、駐車場から神仙沼まで行くことができます。木道の継ぎ目はでこぼこしていますが、なんとか押して進める程度です。
途中、段差ありの道とバリアフリーの木道に分かれています。
ベビーカーの場合は、迷わずバリアフリーの木道を選んでくださいね。
神仙沼までたどり着くと、写真撮影用の木の名所看板のほかに、ベンチが数脚設置されています。

高山植物に、秋は美しい紅葉も
沼の神秘的な雰囲気はさることながら、途中はチセヌプリなどのニセコの山々がのぞめます。
海抜750メートルという高い場所にあるため高山植物を楽しむことができます。
秋は紅葉の名所としても有名で、団体の観光客がどっと押し寄せる人気のスポットです。
紅葉の見ごろは例年9月下旬から10月中旬。
四季折々の美しさがあり、湿原を歩いているだけでもとても気持ちがいいです。

木道からは、珍しいトンボがたくさん飛んでいる様子が見えて、それだけで子どもたちは大喜びしていました。
注意すること
山登りの服装は必要なく、スニーカーにTシャツなど季節に応じた軽装で大丈夫です。
ただし、標高が高い場所にあるので、上着を1枚を持参したほうが無難です。
また夏場は虫刺され対策も必要です。
駐車場にトイレはありますが、沼周辺にはトイレはありません。子連れの場合は、事前にトイレに行ったほうが安心です。
飲み物、食べ物は必要に応じて持参してください。
まとめ
片道20分という距離、そしてベビーカーでも目的地までたどり着ける神仙沼は、子連れでのちょっとしたハイキングにおススメの場所です。
沼と湖面に映った木々の風景をのんびり眺めながら、持参したおにぎりなどを食べるのもよさそうですね。
同じニセコエリアでは、鏡沼もとてもおすすめの場所です。こちらは、山道を1時間ほど歩きますが、達成感と共に感動風景が待っています。紅葉の時期もおすすめです。詳しくはこちらの記事からどうぞ。
開設期間 6月上旬~10月下旬
開設時間 9:00~17:00
▽MAP