カナディアンワールドは閉園予定でしたが、クラウドファンディングにより資金を募り、2020年から民営化されました。「カナディアンワールド」として運営を継続しています。
北海道の芦別市にある「カナディアンワールド」。
2017年の10月から始まる石炭の露天掘りに向けての調査のため、閉園の予定がありましたが、現在はテナント団体が運営を継続しています。
かつては、一大テーマパークとして賑わっていたカナディアンワールド。
赤毛のアンの世界に飛び込んだようなかわいらしい建物にうっとり。
一大テーマパークだった時代に訪れたことがある人も、訪れたことがない人もぜひチェックしてみてくださいね。
芦別市「カナディアンワールド公園」とは?
紹介するカナディアンワールド公園は北海道の空知地方、芦別市にあります。
芦別市にある道の駅「スタープラザ芦別」からカナディアンワールドまでは車で15分ほどの距離ですよ。
芦別市はかつて炭鉱で賑わった町でした。炭鉱閉山後の対策の1つとして、カナダを模したテーマパークとして1990年に開園したのがカナディアンワールド。
プリンス・エドワード島の赤毛のアンの「グリーンゲイブルズ」や「リンド夫人の家」などの赤毛のアンの世界も再現されていました。

しかし、入場者数はふるわないまま低迷し、1997年に閉園。
その後、1999年に芦別市が運営する「カナディアンワールド公園」として無料で開園され、現在に至ります。
先日、カナディアンワールドなどで露天掘り炭鉱開発を目指すというニュースが飛び込んできました。
調査は2017年10月から。
ということは、カナディアンワールドはついに今年度(2017年)で閉園になってしまうのかもしれません。
芦別市「カナディアンワールド公園」の紹介
実際に、カナディアンワールド公園を訪れたので紹介します。
訪問したのは日曜日でしたが、意外と人がいてびっくりしました。
閉園のニュースを聞いて、当時を懐かしみながら訪れた人もいたのでしょう。
入園無料、駐車所も無料。とても広い敷地に驚きました。
▼ カナディアンワールドのメインストリート?

ここは、カナダですわよ!
もっと廃墟感が漂う場所かと想像していましたが、思ったよりは整備されていました。


建物は中に入れる建物もあり、展示がされていたり、おみやげショップなどが入っていましたよ。



かつてはたくさんのお客さんを乗せて園内を走ったんでしょうね。電車が置いてありました。

線路の跡は、どこか哀愁が漂います。

赤毛のアンの家「グリーンゲーブルス」があるので、行ってみました。

赤毛のアンが子供の頃大好きで、小説を繰り返し読んでいたのを懐かしく思います。行く予定もないのに、プリンスエドワード島のガイドブックまで買って大切に読んでいた記憶が…。
見えてきました!赤毛のアンが過ごした家「グリーンゲーブルス」。




家の中にも入ることができて、アンの部屋やマシューの部屋などと見事に再現されていました。

(入園無料なのに、これは維持費が大変そう…と余計なことが頭の片隅にちらりと…)
写真撮影用の衣装と赤い三つ編みの髪も置いてありましたよ。
娘もわたしもノリノリでパチリ!

園内は車でぐるりと一周まわることができます。(というか、一方通行なので一周しないと出口にたどり着けません)



喫茶店や手作りショップ、美術館などのお店が園内の建物にちょこちょこと入っていましたよ。
▼ かつては賑わっていたテーマパークの「カナディアンワールド」に思いを馳せながら。

カナディアンワールドの営業時間、アクセスなどの詳細情報
カナディアンワールドの営業時間、アクセスなどの詳細情報です。
※天候により変更になることがあります。