【訪問レポート】「1999展 」現実の世界と虚構の世界の狭間のホラー体験!待ち時間や所要時間も紹介|東京都

しょう

SNSでも話題の「1999展」を観てきました!ちょっと怖くて不気味な世界の終わりを体感できるアート展

1999展とは?1999年7月 もし本当に世界が終わっていたら

1999展は、六本木ミュージアムで025年7月11日(金)から9月27日(土)まで開催中の展覧会。

映画化も決定している『近畿地方のある場所について』などのホラー小説家・背筋や、カルト的な人気を誇るホラーゲーム『SIREN』脚本家・佐藤直子、新進気鋭の若手ホラー映画監督・西山将貴この3人が結成したホラークリエイターユニット「バミューダ3」。
傑出ホラーを生み出してきた3人のクリエイターが「世界の終わり」をテーマに、存在しない記憶によって描き出される現実の世界と虚構の世界の狭間のホラー体験ができる展覧会です。

我が家は背筋の小説はすべてもっており娘が特に大好き。東京に用事があったので、1999展にも立ち寄りホラー体験をしてきました。

1999展 ―存在しないあの日の記憶― の概要 入場までの待ち時間は?

1999展 ―存在しないあの日の記憶― の会期やアクセスなどの概要は以下のとおりです。

1999展 ―存在しないあの日の記憶― の会期やアクセスなど
  • 会期2025年7月11日(金)~9月27日(土)
  • 会場:六本木ミュージアム
  • 住所:東京都港区六本木5-6-20
  • アクセス:最寄駅東京メトロ六本木駅より徒歩7分/ 麻布十番駅より徒歩10分
  • 開館時間:
    • 月~木:10:00-18:00(最終入場17:30)
    • 金~日・祝日:10:00-20:00(最終入場19:30)
    • 8/8(金)~8/17(日):10:00-20:00
      ※8/31(日)まで日・祝日も20時まで開館いたします。
      ※開館時間は変更となる可能性がございます。最新状況は、展覧会公式Xでご確認ください。
  • 所要時間の目安:入場してから1時間ぐらい
  • 公式サイトはこちら

▽MAP

チケット・入場料金について

1999展の入場料金は以下のとおりです。学生は身分証明書が必要です。

限定トートバッグ&しおり付きチケット4,900円(税込)
一般2,500円(税込)
学生(中・高・大)2,000円(税込)
小学生1,300円(税込)

※未就学児入場無料

限定トートバッグ&しおり付きチケット

混雑状況や入場までの待ち時間は?

混雑状況によっては整理券の配布をする場合もあります。

整理券について
  • 混雑状況によって整理券を配布
  • 整理券は1日の枚数に限りがあり、最終入場時間を待たずに配布終了となる場合がございます。
  • 配布終了後、整理券をお持ちでない方は、事前購入のチケットをお持ちでもご入場いただけません。
  • 閉幕に近づくと混雑が予想されますので、お早めにお越しください。

休日より平日のほうが比較的空いていておすすめです。また、休日の場合は午前中のほうが入場までの待ち時間が少ないです。

夏休み期間の日曜日に訪れましたが、開館直後の時間に訪れたので、チケット確認から展示室入場まで10分ほどで入場することができました。列が長くなると、日陰がない外の場所で待つ必要があるので、熱中症対策なども必要です。

【訪問レポート】レトロさが懐かしく、不気味さを体験!

※以下、展示内容のネタバレを含みます。

8月の夏休み期間中の日曜日に訪問。混雑が予想されたので、10時の開館時間を目指して訪れました。新宿から乗り換えて大江戸線の麻生十番駅から歩いて10分ほど。途中けっこうな上り坂があります。

門のところから不気味さが全開!怖い!

素敵な庭園も看板一つでこんなに怖い雰囲気になるんですね。

会場は六本木ミュージアムにて。

チケットを確認する列に並びます。列はそれほど長くなく、館内で待つことができました。高校生の娘の身分証明書を忘れてしまい、チケット確認のときに全員分の身分証の提示を求められてあせりました。(通学用suicaで大丈夫でした)

人数を区切りながら入場します。

最初の部屋は撮影NG。1999年の部屋はわたしにとっては懐かしくレトロでリアルすぎるのが不気味でした。ポスターや置かれている空き缶(エヴァコラボの缶コーヒーもありました!)、家電製品に漫画(AKIRAなど…)や雑誌。一つ一つが懐かしく感じ、思わず見入ってしまいました。

本当にリアルで誰かがそこで生活している瞬間を切り抜いたような部屋。

次の部屋では、ブラウン管のテレビと大きな窓からはきれいな青空や町並みがみえます。

ブラウン管のテレビでは、ノストラダムスの大予言についてアナウンサーが繰り返し知らせています。青い空はやがてうっすらと色づき、真っ赤になり、世界の滅亡を予感させるような不穏な世界へ引きずり込まれました。

次の部屋では切符を手渡しされます。切符には「終末ゆき」の宛先。

車窓の景色は様子がおかしく、不気味さと怖さが入り混じった景色なのに、どこか美しく感じてしまいます。

駅のホームとベンチ。たくさんの人の声がします。

もっとも印象的だったのは最後の部屋。一人ひとりの人生のエピソードが書かれており、耳を澄ますと語られています。さらに、その人が愛用していただろうアイテムが置いてあります。リアルすぎて怖いぐらい。本当にその人が存在しているよう。

案内人である“終末の少女”の語りでこの展覧会は終わります。それぞれ解釈はありそうですが、想像力を掻き立てられ、自分なりの仮説と解釈を得るきことができました。

終末から現世へもどってきました。

最後に「ガシャン」と切符にはんこを推してもらいますが、現世へ帰還済みのはんこでした。

ただただ不気味で怖いだけでなく、映像の美しさや物語、世界観を感じることができる展覧会でした。お化け屋敷が苦手なわたしでも十分に楽しむことできました。

グッズも充実しています。

購入したのはこれ。色合いといいレトロさと懐かしさがあるフロッピーディスク型のキーホルダー。

『1999展 ー存在しないあの日の記憶ー』は2025年9月27日(土)まで開催中です。

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